『江戸名所図会』より「新吉原仲の町八朔の図」(アリギリス蔵) |
突然ですが、クイズです。
本日、8月1日は江戸時代には、とても重要な日でした。
「八朔(はっさく)」と呼ばれるこの日、なぜ重要だったのでしょうか?【答え】徳川家康が江戸に入城した日
このゆかりで、8月1日は祝日となり、大名たちは白帷子(しろかたびら)を着て江戸城に登城しました。
この日からが衣更えだったそうなので、白帷子の正装で登城する大名たちの姿は季節を感じさせる江戸の町の風物詩のひとつだったのでしょうね。
また、吉原では遊女が白無垢(しろむく)を着るという習慣がありました。
でも、権現様(家康)の江戸入城と吉原の遊女町という組み合わせは、現代人の私には何だか違和感があるのですが……。
この感覚が理解できるようになれば、江戸のことももっと深く理解できるのかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿